若年者における下顎前歯部歯肉退縮の歯周病学的検討
若年者の下顎前歯部の歯列不正に伴って生ずる歯周組織の異常について, 治療前後の経時的な変化を中心に考察した。矯正治療中, 歯周治療におけるイニシャル・プレパレーションを続け, 歯周組織の改善状態を, G. I., A. G. の幅, 角化歯肉の幅, Probing Depth, 歯の動揺度, 歯の位置, 小帯付着, プラークコントロールの変化から観察してみた。その結果, 若年者の歯周組織は, 歯を正しい位置に戻すことと, 徹底した歯周管理を行うことで健康に回復することが判明した。...
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Published in | 日本歯周病学会会誌 Vol. 26; no. 2; pp. 367 - 379 |
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Main Authors | , , , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
特定非営利活動法人 日本歯周病学会
1984
日本歯周病学会 |
Subjects | |
Online Access | Get full text |
ISSN | 0385-0110 1880-408X |
DOI | 10.2329/perio.26.367 |
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Summary: | 若年者の下顎前歯部の歯列不正に伴って生ずる歯周組織の異常について, 治療前後の経時的な変化を中心に考察した。矯正治療中, 歯周治療におけるイニシャル・プレパレーションを続け, 歯周組織の改善状態を, G. I., A. G. の幅, 角化歯肉の幅, Probing Depth, 歯の動揺度, 歯の位置, 小帯付着, プラークコントロールの変化から観察してみた。その結果, 若年者の歯周組織は, 歯を正しい位置に戻すことと, 徹底した歯周管理を行うことで健康に回復することが判明した。 |
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ISSN: | 0385-0110 1880-408X |
DOI: | 10.2329/perio.26.367 |