歯車連結回転軸系の曲げねじり連成振動の固有値解析

歯車変速機構を含む多軸系において曲げ・ねじり連成振動を一般的に解析する方法を擬モーダル法に基づいて提案した。ここでは、歯車部を各軸を結びつける境界座標に指定することにより簡潔な等価系が得られた。擬モーダル変換後の系について複素固有解析を行い、減衰固有振動数及びモード減衰比が連成効果でどのように変化するかを論じ、定性的傾向を明らかにした。...

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Published in日本機械学会論文集 C編 Vol. 50; no. 451; pp. 479 - 486
Main Authors 井田, 道秋, 松下, 修已, 菊地, 勝昭, 矢鍋, 重夫
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本機械学会 1984
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Summary:歯車変速機構を含む多軸系において曲げ・ねじり連成振動を一般的に解析する方法を擬モーダル法に基づいて提案した。ここでは、歯車部を各軸を結びつける境界座標に指定することにより簡潔な等価系が得られた。擬モーダル変換後の系について複素固有解析を行い、減衰固有振動数及びモード減衰比が連成効果でどのように変化するかを論じ、定性的傾向を明らかにした。
ISSN:0387-5024
1884-8354
DOI:10.1299/kikaic.50.479