材料定数の温度依存性を考慮した多重連結領域の非定常熱応力
材料定数の温度依存性が考慮された多重連結領域の平面熱応力問題に必要な回転・変位の一価性を保証する条件式を誘導して,この問題の応力関数法による定式化を完成させた.また,定式化された諸式を差分表示して数値解析する方法を示し,低炭素鋼からなるく形穴をもつ形板の穴縁がスッテプ関数的に一定温度に加熱される場合について数値計算して,材料定数の温度依存性が温度分布,熱応力分布に及ぼす影響を検討した....
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Published in | 日本機械学会論文集 A編 Vol. 49; no. 444; pp. 960 - 969 |
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Main Authors | , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
一般社団法人 日本機械学会
1983
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Summary: | 材料定数の温度依存性が考慮された多重連結領域の平面熱応力問題に必要な回転・変位の一価性を保証する条件式を誘導して,この問題の応力関数法による定式化を完成させた.また,定式化された諸式を差分表示して数値解析する方法を示し,低炭素鋼からなるく形穴をもつ形板の穴縁がスッテプ関数的に一定温度に加熱される場合について数値計算して,材料定数の温度依存性が温度分布,熱応力分布に及ぼす影響を検討した. |
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ISSN: | 0387-5008 1884-8338 |
DOI: | 10.1299/kikaia.49.960 |