亜音速振動翼列の空気力に及ぼす吸音壁の効果
片側流路壁の翼端掃引区間が一様無次元アドミッタンスβwを有する吸音壁によって構成される平行壁間の亜音速流中で振動する直線翼列の非定常空気力を計算した。吸音壁効果は翼全面空気力仕事CWにおいて次のように現れる。βwの変化に対してCWはほぼ|βw|=0.01~1の範囲でのみ変化し、その変化量はβwの位相に大きく依存する。並進振動の翼間位相差300°付近を除き|βw|→∞における|CW|は剛壁における|CW|よりも小さい。...
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Published in | 日本機械学会論文集 B編 Vol. 50; no. 449; pp. 19 - 27 |
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Main Authors | , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
一般社団法人 日本機械学会
01.01.1984
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Summary: | 片側流路壁の翼端掃引区間が一様無次元アドミッタンスβwを有する吸音壁によって構成される平行壁間の亜音速流中で振動する直線翼列の非定常空気力を計算した。吸音壁効果は翼全面空気力仕事CWにおいて次のように現れる。βwの変化に対してCWはほぼ|βw|=0.01~1の範囲でのみ変化し、その変化量はβwの位相に大きく依存する。並進振動の翼間位相差300°付近を除き|βw|→∞における|CW|は剛壁における|CW|よりも小さい。 |
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ISSN: | 0387-5016 1884-8346 |
DOI: | 10.1299/kikaib.50.19 |