輸血部門システムの新規構築と自動輸血検査機器との双方向通信システムの開発

病院内輸血部門システムを新たに構築した. 構築した輸血部門システムを自動輸血検査機器と双方向通信が可能な接続をした. この接続により, 検査依頼情報を部門システムから自動輸血検査機器へ直接送り込む事, 逆に自動輸血検査機器から検査結果情報を部門システムのデータベースに直接保存する事が可能になった. このシステムを導入した結果, 検体情報の記載間違いや, 検査台帳の記載間違い等の事務的エラーが回避出来, 検査室人員が確保され, 輸血部単独での24時間体制を確立する事が可能になった....

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Published in日本輸血学会雑誌 Vol. 49; no. 3; pp. 468 - 472
Main Authors 川田, 典子, 加藤, 禎, 小原, 明, 加藤, 美保, 奥田, 誠, 栗林, 智子, 小山, 信彌, 金井, 哲夫, 小林, 忠, 日高, 陽子, 酒井, 奈央子
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本輸血・細胞治療学会 2003
日本輸血学会
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ISSN0546-1448
1883-8383
DOI10.3925/jjtc1958.49.468

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Summary:病院内輸血部門システムを新たに構築した. 構築した輸血部門システムを自動輸血検査機器と双方向通信が可能な接続をした. この接続により, 検査依頼情報を部門システムから自動輸血検査機器へ直接送り込む事, 逆に自動輸血検査機器から検査結果情報を部門システムのデータベースに直接保存する事が可能になった. このシステムを導入した結果, 検体情報の記載間違いや, 検査台帳の記載間違い等の事務的エラーが回避出来, 検査室人員が確保され, 輸血部単独での24時間体制を確立する事が可能になった.
ISSN:0546-1448
1883-8383
DOI:10.3925/jjtc1958.49.468