健康測定・健康指導後の行動変容と血液生化学検査値との関連性

管理栄養士,トレーナー,保健婦による健康指導により,88.6%の人に行動変容が見られた。食事・運動の両面において,行動変容できた人の血液生化学検査値と肥満度の改善率がいずれも高かった。食生活の歪みを正し,継続的な運動を実施し,健康的な生活習慣に導かれたことにより,血液データの改善,肥満度の減少につながったと考える。今後,指導の効果判定を定期的に実施することが必要と思われる。...

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Published in健康医学 Vol. 11; no. 3; pp. 277 - 280
Main Authors 中村, 恵美子, 大塚, 純子, 臼田, 多佳夫, 武藤, 繁貴, 渡瀬, 優子, 古屋, 公子
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 公益社団法人 日本人間ドック学会 1996
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ISSN0914-0328
2186-5019
DOI10.11320/ningendock1986.11.277

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Summary:管理栄養士,トレーナー,保健婦による健康指導により,88.6%の人に行動変容が見られた。食事・運動の両面において,行動変容できた人の血液生化学検査値と肥満度の改善率がいずれも高かった。食生活の歪みを正し,継続的な運動を実施し,健康的な生活習慣に導かれたことにより,血液データの改善,肥満度の減少につながったと考える。今後,指導の効果判定を定期的に実施することが必要と思われる。
ISSN:0914-0328
2186-5019
DOI:10.11320/ningendock1986.11.277