低酸素暴露と持久性トレーニングが骨格筋線維と脊髄運動ニューロンの酸化系酵素活性に及ぼす影響

24日間にわたる反復的に・規則的な低酸素環境下での持久的トレーニングが, ラットのヒラメ筋および脊髄運動ニューロンの組織化学的・酵素化学的特性におよぼす影響を検討した.ヒラメ筋および支配運動ニューロンの酸化系酵素活性には, 各群間で差は認められなかった.筋中のグリコーゲン量は, 低酸素環境に関わらず, トレーニングにより増大した.また, 筋線維構成比は, 変動低酸素での運動群においてFOG線維の割合に有意な増加が認められた....

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Published in体力科学 Vol. 42; no. 2; pp. 122 - 129
Main Authors 森井, 秀樹, 山崎, 先也, 岡本, 啓, 石原, 昭彦, 田口, 貞善
Format Journal Article
LanguageEnglish
Published 一般社団法人日本体力医学会 1993
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Summary:24日間にわたる反復的に・規則的な低酸素環境下での持久的トレーニングが, ラットのヒラメ筋および脊髄運動ニューロンの組織化学的・酵素化学的特性におよぼす影響を検討した.ヒラメ筋および支配運動ニューロンの酸化系酵素活性には, 各群間で差は認められなかった.筋中のグリコーゲン量は, 低酸素環境に関わらず, トレーニングにより増大した.また, 筋線維構成比は, 変動低酸素での運動群においてFOG線維の割合に有意な増加が認められた.
ISSN:0039-906X
1881-4751
DOI:10.7600/jspfsm1949.42.122