水稲多収品種「北陸193号」の育苗器を用いた休眠打破処理期間の検討

種子休眠が深い特性を有する水稲のインド型多収品種「北陸193号」について,水稲生産者が所有している蒸気式育苗器を用いた休眠打破処理効果を検証した.その結果,乾燥機による乾熱処理(50℃)と比較して,処理期間を長くする必要があるが,40℃,6日間処理により,十分な休眠打破が行えることが示された....

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Published in北陸作物学会報 Vol. 51; pp. 10 - 12
Main Authors 吉永, 悟志, 古畑, 昌巳, 平内, 央紀, 大角, 壮弘
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 北陸作物・育種学会 2016
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ISSN0388-8061
2189-7417
DOI10.19016/hokurikucs.51.0_10

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Summary:種子休眠が深い特性を有する水稲のインド型多収品種「北陸193号」について,水稲生産者が所有している蒸気式育苗器を用いた休眠打破処理効果を検証した.その結果,乾燥機による乾熱処理(50℃)と比較して,処理期間を長くする必要があるが,40℃,6日間処理により,十分な休眠打破が行えることが示された.
ISSN:0388-8061
2189-7417
DOI:10.19016/hokurikucs.51.0_10