オンラインによる骨学実習・中枢神経系解剖学実習の試み

2020年のCOVID-19感染症の世界的拡大により、我々の生活様式には大きな変化がもたらされた。その一つとして、教育現場のオンライン化がある。本学科では開設以来、実物に触れ、詳細な観察と記録による理解を重要視し、授業を展開してきた。オンラインにおいても、少しでも実物を観察できる授業になるよう工夫して授業を行った。また、対面でのコミュニケーションが取れない中で、どのように学生と教員間の双方向性を確保し、自宅での学習や課題への取り組みを促せるか考えながら授業を構成した。本稿では、本学科で行ったオンライン授業の工夫と実際にオンライン授業を行って感じたことについて紹介する。...

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Bibliographic Details
Published in形態・機能 Vol. 19; no. 2; pp. 26 - 32
Main Authors 姉帯(緑川), 沙織, 時田, 幸之輔, 姉帯, 飛高, 小島, 龍平
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published コ・メディカル形態機能学会 2021
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ISSN1347-7145
1884-6084
DOI10.11172/keitaikinou.19.26

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Summary:2020年のCOVID-19感染症の世界的拡大により、我々の生活様式には大きな変化がもたらされた。その一つとして、教育現場のオンライン化がある。本学科では開設以来、実物に触れ、詳細な観察と記録による理解を重要視し、授業を展開してきた。オンラインにおいても、少しでも実物を観察できる授業になるよう工夫して授業を行った。また、対面でのコミュニケーションが取れない中で、どのように学生と教員間の双方向性を確保し、自宅での学習や課題への取り組みを促せるか考えながら授業を構成した。本稿では、本学科で行ったオンライン授業の工夫と実際にオンライン授業を行って感じたことについて紹介する。
ISSN:1347-7145
1884-6084
DOI:10.11172/keitaikinou.19.26