特別支援学級と通常の学級の「交流及び共同学習」の現状と課題

校内の特別支援学級と通常の学級との間で実施される「交流及び共同学習」について、まず実施の場や形態等の状況、通常の学級と特別支援学級の双方の担任間の連携上の工夫、関わる教員の意識、課題などの視点で、先行研究を概観し、課題解決の一方策として近年取り組まれている「招く交流」のメリットについて触れた。また、「交流及び共同学習」を通して双方の児童等が出会い葛藤する中で学びを深めていくプロセスを考慮に入れながら、双方の教育課程が重なり合うよう組織化し計画していく必要性について言及した。...

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Published in植草学園短期大学紀要 Vol. 24; pp. 39 - 48
Main Author 堀, 彰人
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 学校法人 植草学園短期大学 31.03.2023
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Summary:校内の特別支援学級と通常の学級との間で実施される「交流及び共同学習」について、まず実施の場や形態等の状況、通常の学級と特別支援学級の双方の担任間の連携上の工夫、関わる教員の意識、課題などの視点で、先行研究を概観し、課題解決の一方策として近年取り組まれている「招く交流」のメリットについて触れた。また、「交流及び共同学習」を通して双方の児童等が出会い葛藤する中で学びを深めていくプロセスを考慮に入れながら、双方の教育課程が重なり合うよう組織化し計画していく必要性について言及した。
ISSN:1884-7811
2433-5541
DOI:10.24683/uekusat.24.0_39