淀川における外来水生植物駆除技術の開発

近年、淀川では外来水生植物が大量繁茂し、水面を覆い、枯死して水底に沈み、水質や底質の悪化を引き起こしている.このような状況から,淀川の在来水生生物の生息環境を保全,回復するため,これらの駆除技術を検討し,ボタンウキクサの発芽・生長時期に合わせた早期摘み取り技術により繁茂を抑制できる成果が得られた.また,駆除技術の一般化は今後の課題であるが,ナガエツルノゲイトウの遮光および早期駆除により,一定の駆除効果が認められた....

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Published in環境技術 Vol. 44; no. 11; pp. 611 - 618
Main Author 内藤, 馨
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 環境技術学会 2015
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ISSN0388-9459
1882-8590
DOI10.5956/jriet.44.611

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Summary:近年、淀川では外来水生植物が大量繁茂し、水面を覆い、枯死して水底に沈み、水質や底質の悪化を引き起こしている.このような状況から,淀川の在来水生生物の生息環境を保全,回復するため,これらの駆除技術を検討し,ボタンウキクサの発芽・生長時期に合わせた早期摘み取り技術により繁茂を抑制できる成果が得られた.また,駆除技術の一般化は今後の課題であるが,ナガエツルノゲイトウの遮光および早期駆除により,一定の駆除効果が認められた.
ISSN:0388-9459
1882-8590
DOI:10.5956/jriet.44.611