第45回 農薬残留分析研究会

令和4年の第45回農薬残留分析研究会は11月24日から11月25日にかけて, 香川県高松市のかがわ国際会議場で開催された. コロナ禍の収束が予測できない状況において昨年と同様, ハイブリットでの開催を計画した. 現地での参加人数増加を想定し, 情報交換会, エクスカーションも人数制限等の感染防止対策をこうじることで実施した. 欧米諸国では食品中の残留農薬を検査するための手法としてQuEChERS法が主流となっており, 国内でも多成分一斉分析法が通知されている状況において本年度シンポジウムのテーマは「知っておきたい農薬のマルチ分析」とし, 4つの招待講演が行われた. また, 地元香川県からは特別...

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Published in日本農薬学会誌 Vol. 48; no. 1; pp. 54 - 57
Main Authors 山本幸洋, 望月証, 木村彩子, 中西充, 木村幸夫
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本農薬学会 20.02.2023
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Summary:令和4年の第45回農薬残留分析研究会は11月24日から11月25日にかけて, 香川県高松市のかがわ国際会議場で開催された. コロナ禍の収束が予測できない状況において昨年と同様, ハイブリットでの開催を計画した. 現地での参加人数増加を想定し, 情報交換会, エクスカーションも人数制限等の感染防止対策をこうじることで実施した. 欧米諸国では食品中の残留農薬を検査するための手法としてQuEChERS法が主流となっており, 国内でも多成分一斉分析法が通知されている状況において本年度シンポジウムのテーマは「知っておきたい農薬のマルチ分析」とし, 4つの招待講演が行われた. また, 地元香川県からは特別講演が行われた. 大会期間中には19題のポスターセッションが行われ, また, 13社(1社はWeb広告のみ)の企業展示が設置された. 1日目の夕刻からは講演会場に近い別会場にて情報交換会を開催した.
ISSN:2187-0365
DOI:10.1584/jpestics.W23-07