全身化学療法を施行した成人Langerhans細胞組織球症の2例

Langerhans細胞組織球症(Langerhans cell histiocytosis:LCH)はLangerhans細胞が原因不明の増殖を呈し,浸潤臓器により多彩な臨床症状を呈すると報告されている1)~3).その中でも骨,皮膚病変の頻度が高いとされている4)5).今回我々は全身化学療法を施行した成人LCH多臓器多病変型(multi-system multi-sites:MM型)の2例を経験したので文献的考察を加えて報告する....

Full description

Saved in:
Bibliographic Details
Published in日本内科学会雑誌 Vol. 101; no. 5; pp. 1386 - 1388
Main Authors 工藤, 健一郎, 市原, 英基, 久本, 晃子, 堀田, 勝幸, 市村, 浩一, 谷本, 安, 田端, 雅弘, 瀧川, 奈義夫, 谷本, 光音, 木浦, 勝行
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本内科学会 2012
Subjects
Online AccessGet full text

Cover

Loading…
More Information
Summary:Langerhans細胞組織球症(Langerhans cell histiocytosis:LCH)はLangerhans細胞が原因不明の増殖を呈し,浸潤臓器により多彩な臨床症状を呈すると報告されている1)~3).その中でも骨,皮膚病変の頻度が高いとされている4)5).今回我々は全身化学療法を施行した成人LCH多臓器多病変型(multi-system multi-sites:MM型)の2例を経験したので文献的考察を加えて報告する.
ISSN:0021-5384
1883-2083
DOI:10.2169/naika.101.1386