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大学剣道部員は剣道をどのように考えているか?―イメージ構造の比較
「問題と目的」全日本剣道連盟(2020)によると, 剣道は「剣の理法の修錬による人間形成の道である」という剣道の理念を追求しようとするものである この目的のため, これまで剣道の心理的側面や運動生理的側面, 競技的側面について, 多くの実証的研究が積み重ねられている(秋田・矢野, 2020;坂本他. 2019;田中・江口・伊藤・竹宮. 2004;八木沢他. 2014). そこで, 本研究は剣道の心理的側面を研究する一環として, 剣道を日々稽古している剣道部員自身が剣道をどのように考え, またどのようなイメージを持っているのかを明らかにすることを目的とする. 「方法」「(1)調査対象者」:Tab...
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Published in | 応用心理学研究 Vol. 47; no. 2; pp. 126 - 127 |
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Main Authors | , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
日本応用心理学会
30.11.2021
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Online Access | Get full text |
ISSN | 0387-4605 2433-7633 |
DOI | 10.24651/oushinken.47.2_126 |
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Summary: | 「問題と目的」全日本剣道連盟(2020)によると, 剣道は「剣の理法の修錬による人間形成の道である」という剣道の理念を追求しようとするものである この目的のため, これまで剣道の心理的側面や運動生理的側面, 競技的側面について, 多くの実証的研究が積み重ねられている(秋田・矢野, 2020;坂本他. 2019;田中・江口・伊藤・竹宮. 2004;八木沢他. 2014). そこで, 本研究は剣道の心理的側面を研究する一環として, 剣道を日々稽古している剣道部員自身が剣道をどのように考え, またどのようなイメージを持っているのかを明らかにすることを目的とする. 「方法」「(1)調査対象者」:Table 1の通り, 調査は東京都内の8大学に所属する剣道部員235名を対象に実施した. 「(2)調査内容」:質問用紙は, フェイスシート(学年, 年齢, 性別など)に続き, Kuhn & McPartland(1954)が開発した20答法(Twenty Statements Test:TST)に準じた手法を用いた. |
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ISSN: | 0387-4605 2433-7633 |
DOI: | 10.24651/oushinken.47.2_126 |