小児固形悪性腫瘍の予後追跡調査結果の報告 2001~2005 年登録症例について

小児悪性腫瘍の発生頻度と転帰の傾向を把握することは, 小児悪性腫瘍の治療成績の向上, 基礎的臨床的研究の発展に必要不可欠です. 日本小児外科学会悪性腫瘍委員会 (以下, 悪性腫瘍委員会) では, 主な5腫瘍の年次登録データを基本資料として1971年から1980年登録症例の追跡調査結果を集計解析し, 第1回予後追跡調査結果として報告しました (21~25巻にわけて掲載). 以来, 81~85年登録症例 (33巻5号), 86~90年登録症例 (35巻4号), 91~95年登録症例 (39巻5号), 96~2000年 (44巻6号) に掲載してきましたが, 今回は, その6回目として2001~20...

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Published in日本小児外科学会雑誌 Vol. 49; no. 6; pp. 1131 - 1159
Main Author 日本小児外科学会悪性腫瘍委員会
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 特定非営利活動法人 日本小児外科学会 20.10.2013
日本小児外科学会
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ISSN0288-609X
2187-4247
DOI10.11164/jjsps.49.6_1131

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Summary:小児悪性腫瘍の発生頻度と転帰の傾向を把握することは, 小児悪性腫瘍の治療成績の向上, 基礎的臨床的研究の発展に必要不可欠です. 日本小児外科学会悪性腫瘍委員会 (以下, 悪性腫瘍委員会) では, 主な5腫瘍の年次登録データを基本資料として1971年から1980年登録症例の追跡調査結果を集計解析し, 第1回予後追跡調査結果として報告しました (21~25巻にわけて掲載). 以来, 81~85年登録症例 (33巻5号), 86~90年登録症例 (35巻4号), 91~95年登録症例 (39巻5号), 96~2000年 (44巻6号) に掲載してきましたが, 今回は, その6回目として2001~2005年登録症例の追跡調査結果を報告いたします.
ISSN:0288-609X
2187-4247
DOI:10.11164/jjsps.49.6_1131