本邦におけるWHO手指衛生多角的戦略の実践への取り組み
医療機関における手指衛生の分野はグローバルでも過去数十年で大きく移り変わってきた.2009年に,WHOが現在の手指衛生の基礎ともいえる手指衛生ガイドラインを発行してから10年以上経つなか,日本でも様々な取り組みが進んでいる.本総説では,筆者らがTrain the Trainers in Hand Hygiene ― JapanグループとしてWHO手指衛生多角的戦略を日本で実践していくための取り組みなどを紹介し,また,今後の手指衛生のさらなる改善に向けた方向性などを概説する....
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Published in | 日本環境感染学会誌 Vol. 38; no. 5; pp. 220 - 228 |
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Main Authors | , , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
一般社団法人 日本環境感染学会
25.09.2023
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Summary: | 医療機関における手指衛生の分野はグローバルでも過去数十年で大きく移り変わってきた.2009年に,WHOが現在の手指衛生の基礎ともいえる手指衛生ガイドラインを発行してから10年以上経つなか,日本でも様々な取り組みが進んでいる.本総説では,筆者らがTrain the Trainers in Hand Hygiene ― JapanグループとしてWHO手指衛生多角的戦略を日本で実践していくための取り組みなどを紹介し,また,今後の手指衛生のさらなる改善に向けた方向性などを概説する. |
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ISSN: | 1882-532X 1883-2407 |
DOI: | 10.4058/jsei.38.220 |