北海道羅臼地域における自生種植物の種子採取可能量

羅臼地域治山事業で使用されてきた木本植物ミヤマハンノキとイワヨモギの採取区域における種子採取可能量を算定するため,母樹・群落の花序・果実数と単位数量当たりの結実種子粒数の調査を行った。その結果樹高4 mの結実しているミヤマハンノキの場合は,約21,000粒の種子が採取可能であることを推定できた。また普通土を生育基盤とするイワヨモギ群落は,1 m2 当り約40,700粒の種子が採取可能であることを推定できた。...

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Published in日本緑化工学会誌 Vol. 49; no. 2; pp. 213 - 216
Main Authors 福田, 尚人, 山田, 和人
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本緑化工学会 30.11.2023
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Summary:羅臼地域治山事業で使用されてきた木本植物ミヤマハンノキとイワヨモギの採取区域における種子採取可能量を算定するため,母樹・群落の花序・果実数と単位数量当たりの結実種子粒数の調査を行った。その結果樹高4 mの結実しているミヤマハンノキの場合は,約21,000粒の種子が採取可能であることを推定できた。また普通土を生育基盤とするイワヨモギ群落は,1 m2 当り約40,700粒の種子が採取可能であることを推定できた。
ISSN:0916-7439
0916-7439
DOI:10.7211/jjsrt.49.213