第21回APSTJ製剤技術伝承実習講習会に参加して
2022年8月25~26日, 星薬科大学にてASPTJ製剤技術伝承会実習講習会が行われた. 「製剤設計の基盤となる多様性広がる化合物の評価戦略II」のテーマのもと, 原薬物性評価の基本から製剤設計への応用まで網羅した実習が行われた. 2年ぶりの対面での開催となった本会には, 全国から24名が参加した. 講義1「製剤設計を見据えた物性研究総論」では, 和歌山県立医科大学 岩尾康範先生および武田薬品工業(株) 山本克彦先生により, 物性評価の基本原理からハイリスク原薬の製剤設計まで, 実例を交えつつ解説していただいた. 難水溶性の医薬品候補化合物が増加する中で, 効率的に物性評価や物性改善ストラテ...
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Published in | 薬剤学 Vol. 83; no. 1; p. 40 |
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Main Author | |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
公益社団法人 日本薬剤学会
2023
日本薬剤学会 |
Online Access | Get full text |
ISSN | 0372-7629 2188-3149 |
DOI | 10.14843/jpstj.83.40 |
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Summary: | 2022年8月25~26日, 星薬科大学にてASPTJ製剤技術伝承会実習講習会が行われた. 「製剤設計の基盤となる多様性広がる化合物の評価戦略II」のテーマのもと, 原薬物性評価の基本から製剤設計への応用まで網羅した実習が行われた. 2年ぶりの対面での開催となった本会には, 全国から24名が参加した. 講義1「製剤設計を見据えた物性研究総論」では, 和歌山県立医科大学 岩尾康範先生および武田薬品工業(株) 山本克彦先生により, 物性評価の基本原理からハイリスク原薬の製剤設計まで, 実例を交えつつ解説していただいた. 難水溶性の医薬品候補化合物が増加する中で, 効率的に物性評価や物性改善ストラテジーを立てることの重要性を感じた. |
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ISSN: | 0372-7629 2188-3149 |
DOI: | 10.14843/jpstj.83.40 |