Amikacin点滴静注時の聴器障害に対する検討

Aminoglycoside (AG) 剤は本邦では主に筋注で用いられているが, 諸外国ではすでに点滴静注が行われており1~4), 本邦でも必要症例に対するAG剤の点滴静注の報告がなされている5~16)。こうした趨勢下に, 術後症例を対象にAG剤であるAmikacin (Biklin®, 略号AMK) の点滴静注を行いAG剤の臨床上重要な副作用である聴器及び腎障害について検討した。...

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Published inThe Japanese Journal of Antibiotics Vol. 36; no. 10; pp. 2813 - 2819
Main Authors 前山, 拓夫, 橋本, 真実, 小川, 敬, 花牟礼, 豊, 清田, 隆二, 黒野, 祐一, 飯田, 冨美子, 大堀, 八洲一, 小川, 和昭
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 公益財団法人 日本感染症医薬品協会 01.10.1983
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Summary:Aminoglycoside (AG) 剤は本邦では主に筋注で用いられているが, 諸外国ではすでに点滴静注が行われており1~4), 本邦でも必要症例に対するAG剤の点滴静注の報告がなされている5~16)。こうした趨勢下に, 術後症例を対象にAG剤であるAmikacin (Biklin®, 略号AMK) の点滴静注を行いAG剤の臨床上重要な副作用である聴器及び腎障害について検討した。
ISSN:0368-2781
2186-5477
DOI:10.11553/antibiotics1968b.36.2813