耳鼻咽喉科領域におけるCeftizoximeの基礎的ならびに臨床的検討

Ceftizoxime (以下CZXと略記する) は藤沢薬品中央研究所で開発された新らしい注射用セファロスポリン系抗生物質で, Fig. 1に示す構造をもつ。本剤は広範囲のグラム陰性桿菌に対して抗菌力が非常に強く, また諸種細菌の産生するβ-Lactamaseに対して非常に安定であるといわれる。 今回私どもは, 本剤を試用する機会を得, 基礎的ならびに臨床的険討をおこなつたので, その結果を報告する。...

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Published inThe Japanese Journal of Antibiotics Vol. 34; no. 12; pp. 1571 - 1582
Main Authors 木下, 治二, 波多野, 努, 村井, 兼孝, 和田, 健二, 伊藤, 博隆, 馬場, 駿吉, 本堂, 潤, 丸尾, 猛, 鈴木, 康夫
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 公益財団法人 日本感染症医薬品協会 01.12.1981
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ISSN0368-2781
2186-5477
DOI10.11553/antibiotics1968b.34.1571

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Summary:Ceftizoxime (以下CZXと略記する) は藤沢薬品中央研究所で開発された新らしい注射用セファロスポリン系抗生物質で, Fig. 1に示す構造をもつ。本剤は広範囲のグラム陰性桿菌に対して抗菌力が非常に強く, また諸種細菌の産生するβ-Lactamaseに対して非常に安定であるといわれる。 今回私どもは, 本剤を試用する機会を得, 基礎的ならびに臨床的険討をおこなつたので, その結果を報告する。
ISSN:0368-2781
2186-5477
DOI:10.11553/antibiotics1968b.34.1571