数理モデルを利用した新型コロナウイルス感染症対策
2019年末から新型コロナウイルス感染症の流行を認めた。わが国では史上初となる数理モデルを利用した政策策定の実装が行われた。そこで、本講演ではこれまでの流行対策の設計から事後評価に至るまでの点について整理して紹介する。特に、以下の項目についての数理的考え方について詳述する。1.クラスター対策のアイデアと不顕性感染2.侵入確率と水際対策3.実効再生産数と緊急事態宣言4.緊急事態宣言の措置内容とその効果5.実効再生産数の推定をめぐる問題...
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Published in | 生体医工学 Vol. Annual59; no. Abstract; p. 122 |
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Main Author | |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
公益社団法人 日本生体医工学会
2021
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Online Access | Get full text |
ISSN | 1347-443X 1881-4379 |
DOI | 10.11239/jsmbe.Annual59.122 |
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Summary: | 2019年末から新型コロナウイルス感染症の流行を認めた。わが国では史上初となる数理モデルを利用した政策策定の実装が行われた。そこで、本講演ではこれまでの流行対策の設計から事後評価に至るまでの点について整理して紹介する。特に、以下の項目についての数理的考え方について詳述する。1.クラスター対策のアイデアと不顕性感染2.侵入確率と水際対策3.実効再生産数と緊急事態宣言4.緊急事態宣言の措置内容とその効果5.実効再生産数の推定をめぐる問題 |
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ISSN: | 1347-443X 1881-4379 |
DOI: | 10.11239/jsmbe.Annual59.122 |