地域在住高齢者における生活不活発病と情報通信機器の保有状況の関連
栃木県県北の地域在住(要支援・要介護,要介護認定非該当)高齢者202名を対象に,生活不活発と情報通信機器の保有状況に関するアンケート調査を実施し,関連を明らかにした.生活不活発病は,調査時点(2020年11月~12月)での現状と,思い出し法による1年前の状況を聴取した.情報通信機器の保有状況は,調査時点での状況を聴取した.要介護認定が非該当の高齢者における生活不活発病該当者は,スマートフォンやパソコンの保有が有意に少なかった.生活不活発病と情報通信機器の保有状況との関連が示唆された....
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Published in | 日本老年医学会雑誌 Vol. 58; no. 3; pp. 489 - 491 |
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Main Authors | , , , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
一般社団法人 日本老年医学会
25.07.2021
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Subjects | |
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ISSN | 0300-9173 |
DOI | 10.3143/geriatrics.58.489 |
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Summary: | 栃木県県北の地域在住(要支援・要介護,要介護認定非該当)高齢者202名を対象に,生活不活発と情報通信機器の保有状況に関するアンケート調査を実施し,関連を明らかにした.生活不活発病は,調査時点(2020年11月~12月)での現状と,思い出し法による1年前の状況を聴取した.情報通信機器の保有状況は,調査時点での状況を聴取した.要介護認定が非該当の高齢者における生活不活発病該当者は,スマートフォンやパソコンの保有が有意に少なかった.生活不活発病と情報通信機器の保有状況との関連が示唆された. |
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ISSN: | 0300-9173 |
DOI: | 10.3143/geriatrics.58.489 |