日常生活における機能的電気刺激 : 腕・手指機能への応用を目指して

本研究の目的は,障害者の日常生活動作(ADL,Activities of daily living)を援助することである.我々のシステムでは,電気刺激によって汚染される筋電位信号がADLでの運動をコントロールするために測定される.二段差動アンプ(DD,Double differential amplifier)とブランキングが雑音低減法として使用されている.我々はMATLABに基づくDSPを用いてシステムを開発した.そして,そのシステムはリアルタイムでEMGの処理とアーチファクト信号を切り離すのに適している.物を把持し,前腕を持ち上げる簡単な動作実験には成功した....

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Published inバイオメディカル・ファジィ・システム学会誌 Vol. 10; no. 1; pp. 33 - 38
Main Authors 竹内, 亮, 田川, 善彦, 志波, 直人, 永末, 英一朗, 稲田, 智久, 末継, 憲
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published バイオメディカル・ファジィ・システム学会 01.01.2008
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ISSN1345-1537
2424-2578
DOI10.24466/jbfsa.10.1_33

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Summary:本研究の目的は,障害者の日常生活動作(ADL,Activities of daily living)を援助することである.我々のシステムでは,電気刺激によって汚染される筋電位信号がADLでの運動をコントロールするために測定される.二段差動アンプ(DD,Double differential amplifier)とブランキングが雑音低減法として使用されている.我々はMATLABに基づくDSPを用いてシステムを開発した.そして,そのシステムはリアルタイムでEMGの処理とアーチファクト信号を切り離すのに適している.物を把持し,前腕を持ち上げる簡単な動作実験には成功した.
ISSN:1345-1537
2424-2578
DOI:10.24466/jbfsa.10.1_33