実験的骨減少症ラットに対するDEX法及びCXD法の検討

実験的骨減少症モデルと考えられている卵巣摘出 (OV) ラットと実験的関節症モデルであるアジュバント関節炎 (AA) ラットの脛骨の骨塩量をDEX法とCXD法にて測定した. OVラット, AAラットの骨塩量は, DEX法のみならずCXD法においても有意にコントロール群に比べて減少を示した. また, DEX法とCXD法による骨塩量には, 有意に相関が認められた. これらの結果からAAラットも実験的骨減少症モデルに充分なりうると考えられ, CXD法も骨減少の評価に有用であることが示唆された....

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Published in整形外科と災害外科 Vol. 48; no. 4; pp. 1237 - 1241
Main Authors 谷口, 典正, 金井, 成行
Format Journal Article
LanguageEnglish
Published 西日本整形・災害外科学会 1999
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ISSN0037-1033
1349-4333
DOI10.5035/nishiseisai.48.1237

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Summary:実験的骨減少症モデルと考えられている卵巣摘出 (OV) ラットと実験的関節症モデルであるアジュバント関節炎 (AA) ラットの脛骨の骨塩量をDEX法とCXD法にて測定した. OVラット, AAラットの骨塩量は, DEX法のみならずCXD法においても有意にコントロール群に比べて減少を示した. また, DEX法とCXD法による骨塩量には, 有意に相関が認められた. これらの結果からAAラットも実験的骨減少症モデルに充分なりうると考えられ, CXD法も骨減少の評価に有用であることが示唆された.
ISSN:0037-1033
1349-4333
DOI:10.5035/nishiseisai.48.1237