臨床工学技士養成大学の臨床実習における情意領域での自己評価分析による結果

1)臨床工学技士養成大学での臨床実習にて,情意領域に関する自己評価を実施し,実習期間内でどの項目が変化しているのかを知ることを目的とした. 2)対象者は,A大学医療保健学部臨床工学科4年生のボランティア28名,平均年齢21.5歳,男性20名,女性8名であった.情意領域に関する70項目からなる自己評価表を用いて,臨床実習前および実習後において調査を行った. 3)臨床実習において,情意領域の変化した項目を抽出し,18項目に改善がみられ,そのうち9項目に,実習後の自己評価平均得点が実習前と比較して有意に改善がみられた....

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Published in医学教育 Vol. 43; no. 2; pp. 115 - 122
Main Authors 樽井, 一郎, 安田, 大典, 水野(松本), 由子
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本医学教育学会 25.04.2012
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Summary:1)臨床工学技士養成大学での臨床実習にて,情意領域に関する自己評価を実施し,実習期間内でどの項目が変化しているのかを知ることを目的とした. 2)対象者は,A大学医療保健学部臨床工学科4年生のボランティア28名,平均年齢21.5歳,男性20名,女性8名であった.情意領域に関する70項目からなる自己評価表を用いて,臨床実習前および実習後において調査を行った. 3)臨床実習において,情意領域の変化した項目を抽出し,18項目に改善がみられ,そのうち9項目に,実習後の自己評価平均得点が実習前と比較して有意に改善がみられた.
ISSN:0386-9644
2185-0453
DOI:10.11307/mededjapan.43.115