胃癌術後
最近、日本でも術後早期経口栄養摂取の利点が注目され、各施設とも、胃切除後できるだけ早期から経口摂取を開始する傾向がある。胃切除術後の早期経口・経腸栄養の意義と成果について、現在までに報告されている種々の研究結果とともに、当科のデータにも基づき、最近の知見を述べる。術後早期経口栄養に関して、その安全性を理解し、在院日数、医療コスト、術後に及ぼす影響など、患者に対するメリット・デメリットを十分に把握し、今後もより適切な術後経口栄養スケジュールを組むべきである。...
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Published in | Jomyaku Keicho Eiyo Vol. 21; no. 3; pp. 3_3 - 3_6 |
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Main Author | |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
日本静脈経腸栄養学会
2006
Japanese Society for Parenteral and Enteral Nutrition |
Subjects | |
Online Access | Get full text |
ISSN | 1344-4980 1881-3623 |
DOI | 10.11244/jjspen.21.3_3 |
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Summary: | 最近、日本でも術後早期経口栄養摂取の利点が注目され、各施設とも、胃切除後できるだけ早期から経口摂取を開始する傾向がある。胃切除術後の早期経口・経腸栄養の意義と成果について、現在までに報告されている種々の研究結果とともに、当科のデータにも基づき、最近の知見を述べる。術後早期経口栄養に関して、その安全性を理解し、在院日数、医療コスト、術後に及ぼす影響など、患者に対するメリット・デメリットを十分に把握し、今後もより適切な術後経口栄養スケジュールを組むべきである。 |
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ISSN: | 1344-4980 1881-3623 |
DOI: | 10.11244/jjspen.21.3_3 |