気相反応を伴う触媒燃焼に関する基礎的研究

本研究は気相反応を伴う触媒燃焼機構の解明を目的としており,この目的を達成するために流れ場が比較的単純で,理論解析との比較検討の容易な円柱前方よどみ点近傍の流れ場を取上げ,燃料としてプロパンを,触媒として白金を用いて,よどみ点近傍の温度分布,濃度分布の測定を行い,気相反応を伴う触媒燃焼機構を理論的,実験的に明らかにするとともに,よどみ流線上の全発熱量および気相反応の寄与度を定量的に明らかにした....

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Published in日本機械学会論文集 B編 Vol. 49; no. 445; pp. 1973 - 1981
Main Authors 森, 康夫, 宮内, 敏雄, 弾塚, 俊雄
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本機械学会 1983
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Summary:本研究は気相反応を伴う触媒燃焼機構の解明を目的としており,この目的を達成するために流れ場が比較的単純で,理論解析との比較検討の容易な円柱前方よどみ点近傍の流れ場を取上げ,燃料としてプロパンを,触媒として白金を用いて,よどみ点近傍の温度分布,濃度分布の測定を行い,気相反応を伴う触媒燃焼機構を理論的,実験的に明らかにするとともに,よどみ流線上の全発熱量および気相反応の寄与度を定量的に明らかにした.
ISSN:0387-5016
1884-8346
DOI:10.1299/kikaib.49.1973