流線を足掛かりにした蓄熱領域の算定

帯水層内季節的蓄熱は日本のように四季の変化が激しく, かつ耐水層が普遍的に存在する場合には有望であるが, 自然に存在する地下水流動によって回収温が著しく低下する恐れがある. 本研究では, 平均回収温を50%程度に保つために, 任意の自然流に対応した井戸配置法, 及び運用形態を明らかにすると共に前報での平均回収温実験値30%強がこれらの条件を満足しなかったためであることを示した....

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Published in日本機械学会論文集 B編 Vol. 48; no. 435; pp. 2304 - 2314
Main Authors 横山, 孝男, 梅宮, 弘道, 片山, 功蔵, 桂木, 公平
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本機械学会 1982
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Summary:帯水層内季節的蓄熱は日本のように四季の変化が激しく, かつ耐水層が普遍的に存在する場合には有望であるが, 自然に存在する地下水流動によって回収温が著しく低下する恐れがある. 本研究では, 平均回収温を50%程度に保つために, 任意の自然流に対応した井戸配置法, 及び運用形態を明らかにすると共に前報での平均回収温実験値30%強がこれらの条件を満足しなかったためであることを示した.
ISSN:0387-5016
1884-8346
DOI:10.1299/kikaib.48.2304