眼窩と口腔内に再発した眼球内悪性黒色腫に放射線治療を施した猫の1例

眼球内悪性黒色腫のため眼球摘出術を行った猫の眼窩と口腔内に, 腫瘍の再発が認められた, 腫瘍の増大に伴い, 呼吸困難, 食欲減退, 嚥下困難など臨床症状の悪化がみられるようになった. 放射線治療 (1回8Gyで4回, 計32Gy) を実施したところ, 腫瘍は顕著に縮小し, 臨床症状の改善がみられた....

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Published in日本獣医師会雑誌 Vol. 53; no. 1; pp. 15 - 17
Main Authors 鈴木, 敏之, 南, 毅生, 南, 信子, 南, 毅正, 森沢, 秀守, 白地, 友子, 中野, 康弘, 平林, 弘行, 千村, 収一
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 公益社団法人 日本獣医師会 01.01.2000
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Summary:眼球内悪性黒色腫のため眼球摘出術を行った猫の眼窩と口腔内に, 腫瘍の再発が認められた, 腫瘍の増大に伴い, 呼吸困難, 食欲減退, 嚥下困難など臨床症状の悪化がみられるようになった. 放射線治療 (1回8Gyで4回, 計32Gy) を実施したところ, 腫瘍は顕著に縮小し, 臨床症状の改善がみられた.
ISSN:0446-6454
2186-0211
DOI:10.12935/jvma1951.53.15