一般病院における無床総合病院精神科のあり方

一般病院における無床総合病院精神科を発展させていくためには,コンサルテーション・リエゾン活動を通して精神科の存在意義を高めていくと同時に,プライマリケアチームの能力を高めるための教育と,連携システムを重視することが大切である。年々増加する業務を限られたマンパワーでこなすためには,外来診療をマネジメントするなどの工夫を行って,心身の健康を損ねないようにする必要がある。このような工夫を行いながら,地域医療における中核としての役割を果たしていくことで,魅力的で持続可能なあり方を構築していくことが期待できる。...

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Bibliographic Details
Published inJapanese Journal of General Hospital Psychiatry Vol. 25; no. 2; pp. 122 - 129
Main Author 平, 俊浩
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本総合病院精神医学会 2013
Japanese Society of General Hospital Psychiatry
Subjects
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ISSN0915-5872
2186-4810
DOI10.11258/jjghp.25.122

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Summary:一般病院における無床総合病院精神科を発展させていくためには,コンサルテーション・リエゾン活動を通して精神科の存在意義を高めていくと同時に,プライマリケアチームの能力を高めるための教育と,連携システムを重視することが大切である。年々増加する業務を限られたマンパワーでこなすためには,外来診療をマネジメントするなどの工夫を行って,心身の健康を損ねないようにする必要がある。このような工夫を行いながら,地域医療における中核としての役割を果たしていくことで,魅力的で持続可能なあり方を構築していくことが期待できる。
ISSN:0915-5872
2186-4810
DOI:10.11258/jjghp.25.122