長大斜張橋主桁の耐風設計に係る気流傾斜角の検討

長大橋の設計においては耐風安定性の検討が重要であり、架橋地点の風況特性に沿った耐風設計条件を設定する必要がある。本稿では現在事業中の大阪湾岸道路西伸部において計画されている橋梁を対象にした気流傾斜角の検討結果を述べる。既往の風観測結果に影響を与えていると考えられる周辺地物による影響の度合いをシミュレーションによって検証することで、設計に用いる気流傾斜角の設定を行った。...

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Published in風工学研究論文集 Vol. 26; pp. 185 - 194
Main Authors 宮下, 康一, 金, 恵英, 川﨑, 雅和, 坂井, 紀之, 杉山, 裕樹, 内田, 良始, 勝地, 弘, 八木, 知己
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本風工学会 2020
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ISSN2435-4384
2435-4384
DOI10.14887/windengresearch.26.0_185

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Summary:長大橋の設計においては耐風安定性の検討が重要であり、架橋地点の風況特性に沿った耐風設計条件を設定する必要がある。本稿では現在事業中の大阪湾岸道路西伸部において計画されている橋梁を対象にした気流傾斜角の検討結果を述べる。既往の風観測結果に影響を与えていると考えられる周辺地物による影響の度合いをシミュレーションによって検証することで、設計に用いる気流傾斜角の設定を行った。
ISSN:2435-4384
2435-4384
DOI:10.14887/windengresearch.26.0_185