チェルノブイリ原子力発電所事故から30年以上が経過したベラルーシ共和国における医療系学生への放射線教育――国立ゴメリ看護学校、国立ゴメリ医科大学および国立ベラルーシ医科大学

医療や産業分野における放射線・放射性物質の需要が拡大する一方で、それらからの被ばくのリスクは益々増大する。看護職は医療や地域において、放射線被ばくを受けた患者や住民のケアを行うが、放射線教育が充実していないため、必ずしも放射線の知識を有しているわけではない。本稿では、過去に大規模な原子力災害を経験したベラルーシ共和国の医療系大学を訪問し、放射線教育構築に向けた示唆を得たので報告する。...

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Published in日本放射線看護学会誌 Vol. 8; no. 2; pp. 122 - 127
Main Author 吉田, 浩二
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本放射線看護学会 31.12.2020
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Summary:医療や産業分野における放射線・放射性物質の需要が拡大する一方で、それらからの被ばくのリスクは益々増大する。看護職は医療や地域において、放射線被ばくを受けた患者や住民のケアを行うが、放射線教育が充実していないため、必ずしも放射線の知識を有しているわけではない。本稿では、過去に大規模な原子力災害を経験したベラルーシ共和国の医療系大学を訪問し、放射線教育構築に向けた示唆を得たので報告する。
ISSN:2187-6460
2433-5649
DOI:10.24680/rnsj.8.2_122