大学1年生の情報活用能力とICT機器やメディアの利用状況調査

東京農工大学(以下、本学と記す)では、今年、ほぼすべての1年生を対象として、情報活用能力の身に付け方やその程度、および、日常のICT機器やメディアについてアンケート調査を行なった。その結果、高校の情報科の履修の実態は指導要領から離れている部分があり、大学生に必要と思われる情報活用能力とも異なることがわかった。特に、自分が持つICT機器の設定や、メディアリテラシー、統計に関する能力に不足があることがわかった。今後、情報系センターがこのような方法で調査を行なう場合には、本アンケートのような項目を含むことで、今後の整備の資料にすることが望ましい。...

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Bibliographic Details
Published in学術情報処理研究 Vol. 16; no. 1; pp. 111 - 121
Main Authors 瀬川大勝, 辰己丈夫, 江木啓訓
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 国立大学法人 情報系センター協議会 13.09.2012
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ISSN1343-2915
2433-7595
DOI10.24669/jacn.16.1_111

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Summary:東京農工大学(以下、本学と記す)では、今年、ほぼすべての1年生を対象として、情報活用能力の身に付け方やその程度、および、日常のICT機器やメディアについてアンケート調査を行なった。その結果、高校の情報科の履修の実態は指導要領から離れている部分があり、大学生に必要と思われる情報活用能力とも異なることがわかった。特に、自分が持つICT機器の設定や、メディアリテラシー、統計に関する能力に不足があることがわかった。今後、情報系センターがこのような方法で調査を行なう場合には、本アンケートのような項目を含むことで、今後の整備の資料にすることが望ましい。
ISSN:1343-2915
2433-7595
DOI:10.24669/jacn.16.1_111