4次元表示装置の開発と、これを用いた患部構造の時空間的変化の観察

• Published in: 生体医工学 Vol. Annual60; no. Abstract; p. 194_1
• Main Authors: 鈴木, 直樹, 服部, 麻木, 橋爪, 誠, 西, 和彦
• Format: Journal Article
• Language: Japanese
• Published: 公益社団法人 日本生体医工学会 2022
• ISSN: 1347-443X; 1881-4379
• DOI: 10.11239/jsmbe.Annual60.194_1

一般的な画像表示技術では人体の4次元現象を真の4次元画像として表示することはできない。スクリーンもしくは立体モニタなどでは4次元データを表示しきれないため、ヒトの目の持つ機能と頭脳内の経験法則、すなわち遠近法、視点移動等の補助手段を加えてその4次元現象を理解するのが現状である。われわれは人体の時空間的変化すなわち4次元現象を真の4次元画像として表示できる装置を開発してきた。4次元現象表示法としては、人体の時間的空間的変化を表すことのできる画像データを空間投影することにより真の4次元画像として表示するものであるが、これを用いて人体構造をどのように表示し得るのかを検討し、その内容を報告する。