「看護職のための眼の水晶体の放射線防護ガイドライン」作成の背景
2021年4月より改正法令が施行され、眼の水晶体の線量限度が引き下げられた。これを受けて一般社団法人日本放射線看護学会は「看護職のための眼の水晶体の放射線防護ガイドライン」を作成した。わが国において、看護職に対する放射線教育が十分に行われているとはいえず、看護職の安全・安心のためには眼の水晶体の線量限度の引き下げや、水晶体の被ばく管理・防護方策について看護職一人一人が理解することが必要である。本稿は、ガイドラインの作成の背景と基準値の策定などにおける考え方を具体的に示すことで、ガイドラインのより一層の理解が深まることを目的とした。...
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Published in | 日本放射線看護学会誌 Vol. 9; no. 1; pp. 24 - 28 |
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Main Authors | , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
日本放射線看護学会
30.06.2021
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Subjects | |
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Summary: | 2021年4月より改正法令が施行され、眼の水晶体の線量限度が引き下げられた。これを受けて一般社団法人日本放射線看護学会は「看護職のための眼の水晶体の放射線防護ガイドライン」を作成した。わが国において、看護職に対する放射線教育が十分に行われているとはいえず、看護職の安全・安心のためには眼の水晶体の線量限度の引き下げや、水晶体の被ばく管理・防護方策について看護職一人一人が理解することが必要である。本稿は、ガイドラインの作成の背景と基準値の策定などにおける考え方を具体的に示すことで、ガイドラインのより一層の理解が深まることを目的とした。 |
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ISSN: | 2187-6460 2433-5649 |
DOI: | 10.24680/rnsj.10001 |