学認と学内統一認証の自動切替

学術認証フェデレーションに参加することで、大学の枠を超えて相互に認証連携を行う事が可能になり、大学や出版社等が提供するWebアプリケーションを利用できる。学認に参加している大学の多くは、学内統一認証IDを学認IDとして利用しているが、宮崎大学では、セキュリティ及びシステム変更の際に掛かる経費及び労力を考慮して、学認IDは、学内の統一認証IDとは別のIDを利用することにした。そこで、現在学内統一認証で運用し、なおかつ学外者に簡単に提供できる学内Webアプリケーションサービスである宮崎大学Webネットワーク認証を学認用のサービスプロバイダ(SP)化するシステムの開発を行った。宮崎大学では、学認と学...

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Published in学術情報処理研究 Vol. 16; no. 1; pp. 51 - 58
Main Authors 松澤英之, 園田誠, 黒木亘, 廿日出勇
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 国立大学法人 情報系センター協議会 13.09.2012
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ISSN1343-2915
2433-7595
DOI10.24669/jacn.16.1_51

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Summary:学術認証フェデレーションに参加することで、大学の枠を超えて相互に認証連携を行う事が可能になり、大学や出版社等が提供するWebアプリケーションを利用できる。学認に参加している大学の多くは、学内統一認証IDを学認IDとして利用しているが、宮崎大学では、セキュリティ及びシステム変更の際に掛かる経費及び労力を考慮して、学認IDは、学内の統一認証IDとは別のIDを利用することにした。そこで、現在学内統一認証で運用し、なおかつ学外者に簡単に提供できる学内Webアプリケーションサービスである宮崎大学Webネットワーク認証を学認用のサービスプロバイダ(SP)化するシステムの開発を行った。宮崎大学では、学認と学内統一認証は独立して運用するので、現在運用している学内統一認証を用いた認証システムには極力影響を与えないように開発を行った。
ISSN:1343-2915
2433-7595
DOI:10.24669/jacn.16.1_51