ELISA法による豚繁殖・呼吸障害症候群(PRRS)ウイルス抗体の検出

PRRSウイルスに対する血中抗体を検出する方法としてELISA法を開発した. 抗原の作製にはPRRSウイルスを感染させたMARC-145細胞を使用した. 実験感染による経過血清と任意の血清に対する結果は間接蛍光抗体法(IFA法), イムノペルオキシダーゼ法(IPMA法)より感度が良好であった. ELISA法は多数の血清を同時に試験ができるため, PRRS抗体を検出するのに有用な方法である....

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Published inJournal of Veterinary Medical Science Vol. 58; no. 4; pp. 355 - 357
Main Authors 山根, 康義, 井出, 誠弥, 瀧川, 義康, 山岸, 郭郎, 田中, 義夫, 小林, 栄樹
Format Journal Article
LanguageEnglish
Published 公益社団法人 日本獣医学会 1996
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ISSN0916-7250
1347-7439
DOI10.1292/jvms.58.355

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Summary:PRRSウイルスに対する血中抗体を検出する方法としてELISA法を開発した. 抗原の作製にはPRRSウイルスを感染させたMARC-145細胞を使用した. 実験感染による経過血清と任意の血清に対する結果は間接蛍光抗体法(IFA法), イムノペルオキシダーゼ法(IPMA法)より感度が良好であった. ELISA法は多数の血清を同時に試験ができるため, PRRS抗体を検出するのに有用な方法である.
ISSN:0916-7250
1347-7439
DOI:10.1292/jvms.58.355