熱および寒冷ストレス負荷マウスのリンパ系器官退縮に及ぼす免疫刺激物質の影響

熱および寒冷ストレス負荷マウスのリンパ系器官の退縮に及ぼす活性卵白粉末(AEWP)とdihydroheptaprenol(DHP)投与の影響を検討した. 熱ストレスは胸腺の退縮を誘導し, また, 寒冷ストレスは胸腺および脾臓の退縮を誘導した. 熱ストレス負荷後および寒冷ストレスに対して, AEWPおよびDHPの投与は, 胸腺および/または脾臓の退縮を有意に軽減させる作用を示した(P<0.05またはP<0.01)....

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Published inJournal of Veterinary Medical Science Vol. 58; no. 3; pp. 255 - 257
Main Authors 木村, 誠, 鈴木, 護, 荒木, 誠一
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 公益社団法人 日本獣医学会 1996
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Summary:熱および寒冷ストレス負荷マウスのリンパ系器官の退縮に及ぼす活性卵白粉末(AEWP)とdihydroheptaprenol(DHP)投与の影響を検討した. 熱ストレスは胸腺の退縮を誘導し, また, 寒冷ストレスは胸腺および脾臓の退縮を誘導した. 熱ストレス負荷後および寒冷ストレスに対して, AEWPおよびDHPの投与は, 胸腺および/または脾臓の退縮を有意に軽減させる作用を示した(P<0.05またはP<0.01).
ISSN:0916-7250
1347-7439
DOI:10.1292/jvms.58.255