カナダにおける都市先住民イヌイットをめぐる支援活動

1980年代から極北の地を離れて、南の都市に移住するイヌイットが急増し始めた。都市に出たイヌイットは住居や仕事、食事、飲酒などに関わるさまざまな問題に直面した。このため、1990年代後半になると先住民団体や社会福祉関係者が彼らの支援を始めた。本発表では、モントリオール在住のイヌイットをめぐる支援活動を事例として取り上げ、支援とは何か、人類学者と支援活動や被支援者との関わり方について検討する。...

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Published in日本文化人類学会研究大会発表要旨集 p. 70
Main Author 岸上, 伸啓
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本文化人類学会 2012
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ISSN2189-7964
DOI10.14890/jasca.2012.0.70.0

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Summary:1980年代から極北の地を離れて、南の都市に移住するイヌイットが急増し始めた。都市に出たイヌイットは住居や仕事、食事、飲酒などに関わるさまざまな問題に直面した。このため、1990年代後半になると先住民団体や社会福祉関係者が彼らの支援を始めた。本発表では、モントリオール在住のイヌイットをめぐる支援活動を事例として取り上げ、支援とは何か、人類学者と支援活動や被支援者との関わり方について検討する。
Bibliography:PIb1
ISSN:2189-7964
DOI:10.14890/jasca.2012.0.70.0