理学療法士養成校における睡眠習慣調査 Pittsburgh Sleep Quality Indexを用いた学年間比較

〔目的〕本研究の目的は理学療法士養成校における学生の睡眠習慣について,学年間の影響について明らかにすることである.〔対象と方法〕対象は理学療法学専攻学生の1~4年生とした.ピッツバーグ睡眠質問票日本語版を用い,最近1ヵ月間の睡眠について調査を行った.〔結果〕1,2年生と比較して3,4年生では「入眠時間」,「睡眠効率」,「睡眠困難」の項目で悪化しており,睡眠障害が発生していた.〔結語〕学年が上がるにつれ睡眠障害が発生しており,睡眠習慣に関する指導の必要性が示唆された....

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Published in理学療法科学 Vol. 34; no. 3; pp. 337 - 340
Main Authors 石倉, 英樹, 大塚, 彰
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 理学療法科学学会 2019
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Summary:〔目的〕本研究の目的は理学療法士養成校における学生の睡眠習慣について,学年間の影響について明らかにすることである.〔対象と方法〕対象は理学療法学専攻学生の1~4年生とした.ピッツバーグ睡眠質問票日本語版を用い,最近1ヵ月間の睡眠について調査を行った.〔結果〕1,2年生と比較して3,4年生では「入眠時間」,「睡眠効率」,「睡眠困難」の項目で悪化しており,睡眠障害が発生していた.〔結語〕学年が上がるにつれ睡眠障害が発生しており,睡眠習慣に関する指導の必要性が示唆された.
ISSN:1341-1667
2434-2807
DOI:10.1589/rika.34.337