理学療法士のプロフェッショナリズムの分析 日本の理学療法学生へのアンケート結果に基づいて

〔目的〕日本理学療法士におけるプロフェッショナリズムについて,見解を深める.〔対象〕4年制大学理学療法学科の学生123名を対象とした.〔方法〕質問紙を用いて,46の項目が理学療法士としてプロフェッショナルであるためにどの程度当てはまる必要があるかを,5段階リッカート尺度で問うた.〔結果〕4つのカテゴリで有意差を認めた.〔結語〕仕事に対して自己犠牲に関するジレンマの存在が窺われた.また,プロフェッショナリズムには遵守の必要が自明な部分と,状況により判断が分かれる部分の2つの部分があると考えられた....

Full description

Saved in:
Bibliographic Details
Published in理学療法科学 Vol. 29; no. 4; pp. 599 - 604
Main Authors 井関, 茜, 沖田, 一彦, 島谷, 康司
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 理学療法科学学会 2014
Subjects
Online AccessGet full text
ISSN1341-1667
2434-2807
DOI10.1589/rika.29.599

Cover

More Information
Summary:〔目的〕日本理学療法士におけるプロフェッショナリズムについて,見解を深める.〔対象〕4年制大学理学療法学科の学生123名を対象とした.〔方法〕質問紙を用いて,46の項目が理学療法士としてプロフェッショナルであるためにどの程度当てはまる必要があるかを,5段階リッカート尺度で問うた.〔結果〕4つのカテゴリで有意差を認めた.〔結語〕仕事に対して自己犠牲に関するジレンマの存在が窺われた.また,プロフェッショナリズムには遵守の必要が自明な部分と,状況により判断が分かれる部分の2つの部分があると考えられた.
ISSN:1341-1667
2434-2807
DOI:10.1589/rika.29.599