締固め工法施工時の地盤隆起量の予測法

静的圧入締固め工法(コンパクショングラウチング工法,以下CPG)は低流動性モルタルを高圧で地盤内に圧入し,地盤を締め固める工法である.CPGは既設構造物の液状化対策工法として実施工で採用されているが,施工時に地盤隆起を起こし施設に悪影響を与える可能性がある.本ノートでは,CPG施工時の地盤隆起を予測する手法を,空洞拡張理論の考え方と既往の設計法を利用して考察を行い提案している.そして,提案手法の精度を実測値と比較して検討している....

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Published in土木学会論文集C Vol. 65; no. 4; pp. 1039 - 1044
Main Authors 江本, 翔一, 原田, 良信, 足立, 雅樹, 森河, 由紀弘, 山田, 和弘, 山崎, 浩之
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 公益社団法人 土木学会 2009
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ISSN1880-604X
DOI10.2208/jscejc.65.1039

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Summary:静的圧入締固め工法(コンパクショングラウチング工法,以下CPG)は低流動性モルタルを高圧で地盤内に圧入し,地盤を締め固める工法である.CPGは既設構造物の液状化対策工法として実施工で採用されているが,施工時に地盤隆起を起こし施設に悪影響を与える可能性がある.本ノートでは,CPG施工時の地盤隆起を予測する手法を,空洞拡張理論の考え方と既往の設計法を利用して考察を行い提案している.そして,提案手法の精度を実測値と比較して検討している.
ISSN:1880-604X
DOI:10.2208/jscejc.65.1039