温故知新「IgG4関連疾患」―その概念と診断基準
IgG4関連疾患は,21世紀に生まれた新たな疾患概念で,血清IgG4高値と病変部への著明なIgG4陽性形質細胞浸潤を特徴とする.これまでにも多くの情報が日本から発信されてきたが,厚生労働省難治性疾患調査研究班を中心としたオールジャパン体制で,「IgG4関連疾患の病名統一」,「IgG4関連疾患の概念確立」,「IgG4関連疾患包括診断基準の制定」などの輝かしい成果が世界に発信されている....
Saved in:
Published in | 日本内科学会雑誌 Vol. 101; no. 10; pp. 2973 - 2981 |
---|---|
Main Authors | , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
一般社団法人 日本内科学会
2012
|
Subjects | |
Online Access | Get full text |
ISSN | 0021-5384 1883-2083 |
DOI | 10.2169/naika.101.2973 |
Cover
Summary: | IgG4関連疾患は,21世紀に生まれた新たな疾患概念で,血清IgG4高値と病変部への著明なIgG4陽性形質細胞浸潤を特徴とする.これまでにも多くの情報が日本から発信されてきたが,厚生労働省難治性疾患調査研究班を中心としたオールジャパン体制で,「IgG4関連疾患の病名統一」,「IgG4関連疾患の概念確立」,「IgG4関連疾患包括診断基準の制定」などの輝かしい成果が世界に発信されている. |
---|---|
ISSN: | 0021-5384 1883-2083 |
DOI: | 10.2169/naika.101.2973 |