気管支異物に於るMRI診断の有効性

我々はMRIで診断したピーナッツ異物の1例を経験した. 症例は3才男児で近医で感冒との診断で抗生剤の投与で治療されていたが, 症状が悪化したため当院緊急受診となった. 他科にて肺炎との診断で治療していたが, 入院後10日目, 改善傾向がないことからMRIを施行した結果, 気管支異物の診断を得た. 気管支異物の診断においてMRIは有効であり, 特にT1強調画像が異物の描出に優れていた....

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Published in喉頭 Vol. 10; no. 1; pp. 32 - 34
Main Authors 津田, 邦良, 進, 武幹, 小路丸, 篤, 高木, 誠治
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本喉頭科学会 1998
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ISSN0915-6127
2185-4696
DOI10.5426/larynx1989.10.1_32

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Summary:我々はMRIで診断したピーナッツ異物の1例を経験した. 症例は3才男児で近医で感冒との診断で抗生剤の投与で治療されていたが, 症状が悪化したため当院緊急受診となった. 他科にて肺炎との診断で治療していたが, 入院後10日目, 改善傾向がないことからMRIを施行した結果, 気管支異物の診断を得た. 気管支異物の診断においてMRIは有効であり, 特にT1強調画像が異物の描出に優れていた.
ISSN:0915-6127
2185-4696
DOI:10.5426/larynx1989.10.1_32