V.安定期の喘息治療の実際
喘息の管理においては,気道炎症の原因となる危険因子を回避・除去し,薬物治療により,気道炎症及びそれに伴う気道過敏性を抑制し,十分な気管支拡張を達成することが重要である.薬物療法では,重症度に応じた治療ステップを選択し,そのなかで種々の薬剤を単独もしくは組み合わせて長期管理を行う.近年,生物学的製剤をはじめとする新規の薬剤及び治療法も開発されており,個々の患者に応じた最適な治療を行うことが重要となっている....
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Published in | 日本内科学会雑誌 Vol. 108; no. 6; pp. 1141 - 1148 |
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Main Authors | , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
一般社団法人 日本内科学会
10.06.2019
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Subjects | |
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ISSN | 0021-5384 1883-2083 |
DOI | 10.2169/naika.108.1141 |
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Summary: | 喘息の管理においては,気道炎症の原因となる危険因子を回避・除去し,薬物治療により,気道炎症及びそれに伴う気道過敏性を抑制し,十分な気管支拡張を達成することが重要である.薬物療法では,重症度に応じた治療ステップを選択し,そのなかで種々の薬剤を単独もしくは組み合わせて長期管理を行う.近年,生物学的製剤をはじめとする新規の薬剤及び治療法も開発されており,個々の患者に応じた最適な治療を行うことが重要となっている. |
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ISSN: | 0021-5384 1883-2083 |
DOI: | 10.2169/naika.108.1141 |