地すべり地におけるトンネルの切羽補強工と早期断面閉合による変位制御に基づく情報化施工

地すべり地におけるトンネル施工においてはトンネル安定のみならず地すべり安定が問題となるが,地すべりに対応したトンネルの施工法は未だ確立されていない.そこで,地すべり地におけるトンネルの施工法として,切羽補強工と早期断面閉合による変位制御に基づく情報化施工法を提案する.本研究は,この情報化施工法を地すべり地におけるトンネル建設に適用し,各計測結果から対策工の変位抑制効果を考察し,提案する情報化施工法の有効性を検証するものである....

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Published in土木学会論文集F Vol. 65; no. 3; pp. 364 - 380
Main Authors 平野, 宏幸, 臼田, 芳彦, 神澤, 幸治, 宮田, 和, 清水, 則一
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 公益社団法人 土木学会 2009
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Summary:地すべり地におけるトンネル施工においてはトンネル安定のみならず地すべり安定が問題となるが,地すべりに対応したトンネルの施工法は未だ確立されていない.そこで,地すべり地におけるトンネルの施工法として,切羽補強工と早期断面閉合による変位制御に基づく情報化施工法を提案する.本研究は,この情報化施工法を地すべり地におけるトンネル建設に適用し,各計測結果から対策工の変位抑制効果を考察し,提案する情報化施工法の有効性を検証するものである.
ISSN:1880-6074
DOI:10.2208/jscejf.65.364