苦境における不確実性、偶然性、必然性

病、事故、死別等の苦境に際し、人は通常と同じ存在論的地平に上に立っているとは限らない。そのとき人の関心は不確実な偶然的状況に向かいやすく、そして偶然性を払拭するのではなく、必然性に転化することで苦境を生きようとするのではないか。この発表では民族誌的研究をもとに、苦境における不確実性、偶然性そして必然性の関わりを吟味し、偶然性とともに苦境を生き抜くいくつかの方法を示唆したい。...

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Published in日本文化人類学会研究大会発表要旨集 p. 59
Main Author 近藤, 英俊
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本文化人類学会 2013
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ISSN2189-7964
DOI10.14890/jasca.2013.0_59

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Summary:病、事故、死別等の苦境に際し、人は通常と同じ存在論的地平に上に立っているとは限らない。そのとき人の関心は不確実な偶然的状況に向かいやすく、そして偶然性を払拭するのではなく、必然性に転化することで苦境を生きようとするのではないか。この発表では民族誌的研究をもとに、苦境における不確実性、偶然性そして必然性の関わりを吟味し、偶然性とともに苦境を生き抜くいくつかの方法を示唆したい。
Bibliography:PEa4
ISSN:2189-7964
DOI:10.14890/jasca.2013.0_59