1.肥満症の行動療法
肥満症治療では食事・運動療法が用いられる.しかしその実行と継続は困難で,リバウンドすることも多い.肥満を助長する因子は過食や運動不足以外にも数多く存在する.したがって,肥満症患者一般ではなく,患者固有の問題点をそのライフスタイルの中から抽出し,治療に応用する行動療法的アプローチが必要になる.エネルギーバランスの是正だけでなく,ライフスタイルそのものが変容することで,減量とその長期維持が可能になる....
Saved in:
Published in | 日本内科学会雑誌 Vol. 100; no. 4; pp. 917 - 927 |
---|---|
Main Author | |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
一般社団法人 日本内科学会
2011
|
Subjects | |
Online Access | Get full text |
ISSN | 0021-5384 1883-2083 |
DOI | 10.2169/naika.100.917 |
Cover
Summary: | 肥満症治療では食事・運動療法が用いられる.しかしその実行と継続は困難で,リバウンドすることも多い.肥満を助長する因子は過食や運動不足以外にも数多く存在する.したがって,肥満症患者一般ではなく,患者固有の問題点をそのライフスタイルの中から抽出し,治療に応用する行動療法的アプローチが必要になる.エネルギーバランスの是正だけでなく,ライフスタイルそのものが変容することで,減量とその長期維持が可能になる. |
---|---|
ISSN: | 0021-5384 1883-2083 |
DOI: | 10.2169/naika.100.917 |