鋼・コンクリート合成床版の支間部および張出し部のせん断疲労強度評価

ロビンソン型の合成床版は,鋼板とコンクリートをスタッドにより合成し,コンクリート打設時の鋼板の変形を抑えるために鋼板を横リブで補剛した床版形式である.近年,わが国においてこの形式の合成床版が多くの道路橋の床版に適用されている.本研究では,著者らが過去に実施した合成床版の輪荷重走行試験における支配的な破壊形態が押抜きせん断破壊であることから,破壊に至った支間部および張り出し部の試験結果をもとに,ひび割れ性状や破壊荷重から疲労強度評価用のせん断強度の評価式を提示した....

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Published in土木学会論文集A Vol. 64; no. 1; pp. 60 - 70
Main Authors 松井, 繁之, 街道, 浩
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 公益社団法人 土木学会 2008
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ISSN1880-6023
DOI10.2208/jsceja.64.60

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Summary:ロビンソン型の合成床版は,鋼板とコンクリートをスタッドにより合成し,コンクリート打設時の鋼板の変形を抑えるために鋼板を横リブで補剛した床版形式である.近年,わが国においてこの形式の合成床版が多くの道路橋の床版に適用されている.本研究では,著者らが過去に実施した合成床版の輪荷重走行試験における支配的な破壊形態が押抜きせん断破壊であることから,破壊に至った支間部および張り出し部の試験結果をもとに,ひび割れ性状や破壊荷重から疲労強度評価用のせん断強度の評価式を提示した.
ISSN:1880-6023
DOI:10.2208/jsceja.64.60