11.動脈硬化症

糖尿病は動脈硬化性疾患の危険因子の一つであり,高血糖の程度が軽い境界型でもリスクが増加する.糖尿病の治療目標は糖尿病の人でも健康な人と変わらない予後と生活の質を確保することであり,そのためには動脈硬化性疾患発症,進展の予防が極めて重要な課題である.本稿では,その目標達成に必要な脂質,血糖,血圧リスク管理とスクリーニングに必要な動脈硬化診断法に関して概説する....

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Bibliographic Details
Published in日本内科学会雑誌 Vol. 102; no. 4; pp. 902 - 906
Main Author 綿田, 裕孝
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本内科学会 2013
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ISSN0021-5384
1883-2083
DOI10.2169/naika.102.902

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Summary:糖尿病は動脈硬化性疾患の危険因子の一つであり,高血糖の程度が軽い境界型でもリスクが増加する.糖尿病の治療目標は糖尿病の人でも健康な人と変わらない予後と生活の質を確保することであり,そのためには動脈硬化性疾患発症,進展の予防が極めて重要な課題である.本稿では,その目標達成に必要な脂質,血糖,血圧リスク管理とスクリーニングに必要な動脈硬化診断法に関して概説する.
ISSN:0021-5384
1883-2083
DOI:10.2169/naika.102.902